2012年5月3日木曜日

響会スタッフからのメッセージ


響会スタッフからの「響会Vol.2」に関するメッセージをご紹介いたします。


みなさんありがとうございました。
今までやってみようという気にならなかったのですが、初のライブ、裏活け。
五十鈴川と内宮の上で鳴くという雲雀のさえずりの音の中、
会場に脚を運んでくださった皆さんに見守られながらリラックスしてできました。
花を立てるのは、柱立てと同じで、そこに原郷とか常世とか、「ほか」を引き寄せる技術です。
引き寄せたそれに、どんな想いを託すのか、どんな夢を見るのか、
何を惜しむのか、耳を澄ませてなにかの「音連れ」を聴くための、
これは小さいけれど「舞台」になります。 / 塚田有一


本当におもしろかった。
音とは何かを受けてそれに呼応するもの、環境や人の波動をわかりやすく伝える道具なのだと。
塚田さんのインスタレーションと会場との波動が一体になり音も変わってくる、
目に見えない物を意識する時間、聞こえない音に耳を澄ますとき、音の感覚が広がり、
耳から聞こえる音ではなく体で聞こえてくる音があることに気づいてくる。
体で感じる音を発見することが響会の楽しいところだ。
塚田さんの温室、かれが手を入れ育て続けた会場にもかれの波動が広がっていた。
最後のイベント、はかなく美しいイベントだった。 / 土谷貞雄



前回の「南部風鈴」に続き、面白かったですね。
毎回、新たなトライをし、新たな出会いがあり、新たな気づきがあります。
「響く」というのは、「聴こえる」と違って、自分も振動するという事ですよね。
心に響くといいますし。
音を聴きながら、花を愛でながら、同時に自分の心も動きも感じている。
そんな素敵な空間でした。
皆さんにも、「温室」にも、感謝! / 森脇康晴



今回も、音が場所を作り出していく光景をはっきり見ることができました。
残すべき音の歴史、日本語の成り立ち、そして、日本人の身体性まで。
花という要素も加わり、音の響きと共に響会で聴くこと、語ること、表現することは、
まだまだ深まりそうです。
参加の皆さんの音も、ぜひお聴かせください。 / 氏家滉一



温室を惜しむ日に、音を通してその場を提供することにかかわれ、
本当に優しく、幸せな時間でした。
ありがとうございました!
内宮ひばりの謎も、中央構造線上に伊勢神宮があることによる磁場の乱れ(ゼロ磁場?)、
あるいは大木に流れるエネルギーに呼応しているのではないかというお話に、
妙に合点してしまいました。
そこにも「音」があった、というには語弊があるのでしょうが、
そこにも振動、波動がからんでいるのでしょうね。
どうやら諏訪大社も同じような立地にあるようです。
もしかしたらまた不思議な鳥がいるかもしれないな、
とワクワクしている自分がいます。
地震列島という土地がそうさせたのか、
見えない波を感じる力が日本人には宿ってきたのかもしれませんね。 / 石山仁


まず「響き」を多くの方に感じていただける機会が広がっていることに感謝申し上げます。
土谷さん、塚田さん、楠瀬のトークはいつも時間を忘れてしまいます。
光と、音と、花と。「温室」は本当に美しい空間でした。
お運びいただきました皆様、スタッフの皆様ありがとうございました!! / 嶋貫郷子


とても面白かったです。
今回もまた多くの刺激を受けました。
何かに呼応しての音であるということ、
その何かとは見えるものでも聴こえるものでもないということ。
普段の生活で忘れてしまっている「耳を澄ます」という行為を通して、
心が澄んでいく実感を得ることができました。
また、塚田さんのお花をいけるインスタレーションでは
花が温室という空間のなかに立つ瞬間を肌で感じることができました。
塚田さんの所作はもちろん、だんだんと立体的にいけられていく過程に
見惚れてしまいました。 / 増村江利子


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